掛軸　茶掛 「一華開五葉」 前大徳　黄梅院　宮西玄性　24.5.11−2

大徳寺黄梅院、前大徳の宮西玄性による掛軸です。一華開五葉(いっけごようをひらく)と力強い筆使いで書かれています。一つの花から五枚の花びらが開き、やがて自然と実になるように初祖達磨の教えが末広がりに栄えていくことを予想した言葉になっています。初祖達磨とは、中国における禅の創始者である達磨大師のことを指し、にらめっこしましょの歌などに出てくる達磨さんと同一人物になります。何事も忍耐こそが一番の成功の秘訣。五枚の花びらが開くように一つ何かを成せば、その結果は自然と広がっていく。気を引き締め直したい時や何か新しい物事に挑戦するときなどに背中を押してくれる、そんな言葉です。宮西玄性［1904ー1982］1904年(明治37) 石川県金沢市に生まれる。1928年(昭和3)、24歳の頃に京都府八幡円福寺にて得度。1933年(昭和8)、滋賀県明星庵の住職になる。1952(昭和27)、大徳寺黄梅院住職、大徳寺宗会議長を務める。1982(昭和57)、78歳にて遷化。●サイズ掛軸：幅31cm × 高さ174cmほど書：幅29cm × 高さ101.5cmほど箱：幅7.2cm × 奥行37.7cm × 高さ7cmほど●注意事項・状態は画像を良くご覧になった上、ご入札のご判断をお願い致します。古物・中古品にご理解のある方、宜しくお願い致します。・商品についてのご質問や落札終了後のご返事は翌日のお昼過ぎとなります。また日曜日の夜～火曜日は都合により終日ご返答が出来ませんので、恐れ入りますが水曜日お昼過ぎまでお待ちくださいますよう、予めご了承下さいませ。・こちらのお品物は他のサイトにも出品しております。他サイトにてご購入があった場合は、誠に申し訳ありませんがお取引をキャンセルさせていただきますのでご承知おきください。

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