iPhone15の発売のプレスリリースで驚いた事があります。機能やデザインで既に目新しいものは何もなさそうですが、使われている素子が56億個分のトランジスタと聞いてそれこそ「ぶっ飛んで」しまいました。ムーアの法則でしたか、一定期間に一定の割合で回路の集積度が上がって行く、と言うものでこの理論が提唱されたのが65年。2年毎に2倍になると言う事でしたから、提唱されたのが58年前、即ちそのままのペースで行けば65年比で2の29乗倍の密度となる事になります。Googleにこの解を問うと5.4億と出ました(全く世界の進歩には驚きます)。計算が間違っているかもしれないのですが、現実はその10倍の密度になっているという事かと理解し、更に驚いています。さて、このラジオですが72年発売当時の世界の最先端でしたが、1IC、1FET、12トランジスタと裏面に記載されていました。iPhoneに比べると笑ってしまう程単純な回路の筈です。それでも小生にはその善し悪しは全く判りませんが。技術の進歩を痛感すると共に、一方で受信機という機能と性能には大きな飛躍は無かった様にも感じます。50年以上を経たのにこのラジオは今でも整備すれば良い音で朗々と鳴ります。感度も多分最新機種に負けない。意外にもローテクと思っていたスピーカーについては最新の音響理論を駆使したBoseやTivoli辺りには負けると思います。特に再生帯域幅には大差が有るようです。尤も人の声を聴く様な限定的な用途であれば、ミライスピーカーではありませんが、可聴帯域を上手く再生する昔のスピーカーでも十分ですが。この個体はアンテナが代替品です。機能面には問題ありませんが、全体的に汚れやキズが多く美品ではありません。前面のアルミパネルは全てオリジナル、ツマミも欠品は無いので状態としては悪くありません。小生、ラジオの回路は殆ど分かりませんが、接触不良を直し、部品を交換、又は自作し、一応動作するレベルには持って行けます。これは永年模型を作って居るノウハウが使える感じです。動作は電池、ACのいずれでもOKです。状態としてはこれまで扱った30台中では8、9番目位。電池付。到着翌日迄の不調については責任を持って対応するのは他と同様です。
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商品の状態: | 傷や汚れあり |
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ブランド: | パナソニック |
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配送料の負担: | 送料込み(出品者負担) |
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配送の方法: | 佐川急便/日本郵便 |
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発送元の地域: | 千葉県 |
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発送までの日数: | 1~2日で発送 |
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