CKSでアダプター同梱品です。第三者の購入を禁じます。74年に発売された3バンドです。定価は¥14800でした。アクセサリーは可変トーンコントロール、ダイヤルライト、AFC、そしてこの機種とこの下のICF-5250だけに付けられたTime In Maticと名付けられたオンオフタイマーです。コンデンサーの放電を利用し、トップに有る水色の大きなボタンを押すと60分でオン、オフが出来ると言う画期的な機能でした。当時タイマーの主流はご存知のゼンマイ式で、最大120分迄自由に決めた時間でラジオがオンオフ出来るもの。新しい内は良いのですが、ジージーと言う動作音が煩く、設定時間が短いとゼンマイの反発力が弱くて時間が正確では無い、耐久性にも疑問が有る等色々問題がありました。それらの欠点の内、設定時間の精度と作動音のネックについてこのコンデンサータイマーはそれなりに存在意義は有ったのでしょう。発売されて居た当時には本物を手にした事は無かったので実際の動作がどうだったかは分かりませんが、一般の評価としては、停止時もコンデンサーに電源が必要で電池の持ちが悪い事、故障が多く耐久性に不安があった事で余り芳しいものではなく、本モデルと兄弟機以外には使われなかった様です。Time in Maticと言う英語(の様な)名称も意味不明です。と、この名称の由来を考えて居たら、当時ホンダがシビックに初めてオートマを導入し、TVコマーシャルを盛んに出して居たことを思い出しました。これがきっかけかもしれません。確かホンダマチックと言う名称でした。更にこのモデルの弱点は本体にプリントされたロゴやスイッチ類のマークの印刷が弱く何度か洗剤で擦る程度で落ちてしまいます。この個体は剥げ落ち易いレタリングが綺麗に残り、動作にも問題はありません。具体的にはタイマー作動、3バンド受信、ダイヤルライト、LEDインディケーター点灯と機能面での瑕疵無し。音は意外と良い。名機5800類似の強力磁気回路の10cmスピーカーのお陰かソニーにしては太目の力強い音です。2バンドのICF-5250は割と数が出た様で良く目にしますし、実際小生も現在3台も同時出品するという異常事態です。が、此方の3バンドは過去3台程の出品しかなく、割に希少品で、今回の様に綺麗な物は稀です。汎用ACアダプターと電池をお付けします。
カテゴリー: | テレビ・オーディオ・カメラ>>>ラジオ・コンポ>>>ラジオ・ラジカセ |
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商品の状態: | やや傷や汚れあり |
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ブランド: | ソニー |
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配送料の負担: | 送料込み(出品者負担) |
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配送の方法: | 佐川急便/日本郵便 |
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発送元の地域: | 千葉県 |
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発送までの日数: | 1~2日で発送 |
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