四角い鐶を捻り先は丸く仕上げてある瀟洒な釜鐶です。作は名工で名高い三典浄味です。制作されてから約300年経過しており、とても良い鉄味に育っております。箱書は大西浄長の極箱で、蓋表に『鐡捻鐶』、蓋裏に『鐡捻鐶 右ハ宝享保年時代 浄味作無紛物也 御釜師 大西清右衛門 庚申 初冬日』として印が捺してあります。庚申は大正9年(1920)ですので浄長54歳頃の箱書という事が判ります。\r\r外径8.7㎝ 内径7.7㎝ \r\r大西浄長極箱。\r\r【参考文献】\r落款花押大辞典 淡交社\r茶道具の名工・作家名鑑 淡交社\r\r≪作者≫\r▢名越三典(なごしさんてん)\r?~享保7年(1722)\r釜師。通称弥右エ門。浄味と号す。京名越家4代浄味。世に「三典浄味」また「足切浄味」などと呼ばれた。三典以後京名越家では、下間庄兵衛が代作をもって世に行われていたことが「茶道筌蹄(さどうせんてい)」に見える。京都寂光寺の梵鐘、小堀遠州好み唐銅紙風炉など遺品が多い。\r\r≪極め≫\r▢大西浄長(おおにしじょうちょう)\r慶応2年(1866)~昭和18(1943)\r千家十職(釜師)。大西家13代。浄典の長男。名 清右衛門、諱 孝信、号 清右衛門。茶道衰退の時代に家業を継ぎ、苦しい時代を過ごしたが、明治後半には茶道の興隆に力を傾けた。橋本関雪や山元春挙の下絵を鋳込んだ釜など、日本画家との合作も多く残している。謹厳実直な性格を映して、釜作も生真面目さが表れている。\r\r#自分だけの茶道具を持ってみませんか\r#茶の湯釜\r#釜\r#釜釻\r#釜師\r#茶道具\r#名越浄味\r#三典浄味\r#浄味\r#千家十職\r#大西清右衛門\r#浄長\r#鉄\r#風炉\r#炉\r#三千家\r#表千家\r#裏千家\r#武者小路千家\r#茶器\r#薄茶\r#茶道\r#濃茶\r#茶器\r#好み物\r#古美術\r#茶室\r#茶会\r#京都\r#鋳物\r#三条\r#釜座\r#茶の湯\r#美\r#アート
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発送元の地域: | 島根県 |
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発送までの日数: | 2~3日で発送 |
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