唯識の解釈学　『解深密経』を読む

発行所　春秋社\r著者　袴谷憲昭\r１９９４年２月２８日　１刷\r\r序章　「一切法相品」「無自性相品」読解上の心得\r第一章　三つの特質（「一切法相品」）\r第二章　三種の無自性（「無自性相品」その一）\r第三章　未了義と了義（「無自性相品」その二）\r\r\r解深密経は中期大乗仏教として如来蔵思想の如来蔵経や勝鬘経等と共に現れたと想定されています。\r基本的に解深密経は空の了義とし、初期の大乗仏教特に一連の般若経の空思想を未了義とします。\r著者はその解深密経の了義を「秘匿の開示」として空の解釈学ととらえます。\rまた「解深密」という経名は「隠された意図を解放すること」を意味する。と述べています。\r\r線引き書き込みはありません。経年による擦れ焼け黄ばみがあります。\r送料込みです。

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